企業の在り方とその社会的価値

企業の不祥事について石井準一参議院議員が国会で社会における企業の在り方について言及していました

日々真摯な経営に取り組まれている企業の多い中、一部とはいえ企業による巨額の粉飾決算や背任事件など不祥事に触れるたびに、企業の在り方とその社会的価値について考えさせられます。企業は経済を支える重要な存在で、企業の発展なくして経済の発展はあり得ません。同時に、企業は社会においても重要な役割を担っております。

利益を追求することは企業活動の基本ですが、それはあくまで手段であり、その存在の目的は、本来、事業などを通じて得た利益を何らかの形で社会に還元をし、社会の役に立つということではないのでしょうか。利益追求の先にある社会的責任を果たすことで社会からの信頼を得ることができ、その存在価値を確立する、この好循環を生むことが企業の存続発展を考える上で重要なことではないのでしょうか。

ひとつの不祥事で信頼を失うのは政治家ばかりではありません。企業も規模の大小にかかわらず不祥事によって転落する例も多々あります。そして規模が大きいほど働く人たちへの影響も大きくなります。

企業というのは、日本の経済の屋台骨で、実際に国民の支えになっているものです。
石井準一国会議員が言うように、信頼を延ばすも落とすも、政治家も企業も何ら変わりありません。
そのことを自覚している議員がいることを、自民党は財産だと思って欲しいですね。