憲法改正への想い
下村博文衆議院議員が産経新聞の取材で、憲法改正の思いを以下のように語っていました。
自民党憲法改正推進本部長就任に当たり、安倍晋三首相(党総裁)からは「しっかりやってもらいたい」との話がありました。
改憲は自民党結党以来の党是ですが、これまで衆参両院の3分の2の賛成によって発議できるような国会情勢ではなかった。安倍政権になって初めて、改憲勢力が「3分の2」以上になりました。
このときに議論しなかったら、今後も未来永劫(えいごう)、日本だけが憲法の改正も修正もできない、国民投票もできない、ということになりかねない。それでよいのでしょうか。可能性のあるこの時期に、国民が国民投票に参加できるような状況を作るのは、国会の責務だと思います。
世界からは異常に映る
改憲は国会議員ではなく国民投票で決めます。国民投票は、民主主義国家の国民の権利です。ところが、戦後72年間、国会はこの権利を提示できず、国民も意識してこなかった。世界各国からは異常に映ると思います。一度も憲法改正も修正もしなかった国は、日本しかない。ドイツは最多で60回、フランスは27回、中国でも10回もしています。