教育立国へ向けて

下村博文衆議院議員が文科大臣として、教育立国へ向けてどんなことを試みたのか。

『文科大臣を2年8カ月やりましたが、同時改革工程表には67項目を設けました。道半ばのものもまだたくさんあります。これからもしっかり進めなければならないと思っているもののひとつは「高校大学接続改革」です。

大学入試で暗記などを中心にした問題をクリアして、指示されたことをしっかりやれる人材を育むのではなくて、入試にクリエーティブ、ホスピタリティ、マネジメントといった要素を入れた試験にして行く。同時に大学教育も変え、さらに同時にそこへつながる高校教育も変える。新しい時代に沿った大学入試改革をやりたいですね。

それと、文科大臣時代の成果として象徴的なものは『トビタテ!留学JAPAN』という大学生の留学の仕組みを作ったことです。税金を一切投入せず、民間からファンドに協力してもらって120億円集めました。』

入試のための勉強というのは暗記で問題を解くためのもので、問題を理解したうえで答えたことにはならない。
これでは本当の教育であるとは言えないと下村博文国会議員は感じているのでしょう。
確かにそれはいえます。
現に臨機横柄に立ち舞うことのできない若者は急増しています。